名門フィンケルの工房製弓、近代の名弓サルトリー・モデルです。かつて2代目のパウル・ヴァイドハス氏が師事したフェティークはサルトリーの弟子ですから、フィンケル家はサルトリー直系の後継者でもあるのです。このモデルはその期待を裏切ることなく、サルトリー同様、演奏家にとってとにかく魔法のように操作しやすい絶妙のバランスに仕上がっています。
【商品仕様】 スタンプ:E.SARTORY A PARIS、パリジャンアイフロッグ、プレーンボタン
フィンケル-ヴァイドハスは1868年より続く弓製作工房の名門です。2代目のパウル・ヴァイドハス(Paul Weidhass)は、ドイツ最高の名工・ドイツのトルテことルートヴィヒ・バウシュ(Ludwig Bausch)や、フランスの名工ヴィクトル・フェティーク(Victor Fetique)に学ぶなどし、早くから最高峰の弓製作を行いました。当代(4代目)のヨハネス・S・フィンケル(Johannes.S.Finkel)も一流の楽器商であるイギリスのベアー商会(J&A Beare)、アメリカのメーニック商会(W.Moennig & Son)などで修行を重ね、現在はスイスでマスター・ボウの製作にあたっています。