バイオリン弦の売上トップテンを年ごとに集計しました。時系列にご覧いただくとトレンドも読み取れます。
バイオリン弦で強いのは何と言ってもドミナント。エフストリングスの売上実績では本数ベースの集計でトップの座を明け渡した年は一度もありません。金額ベースの集計でもトップがほぼ定位置で、これまで4回、2位になったのみです。ここ数年は、さらに一強ぶりを増しています。
ドミナントに次いで強いのはインフェルド赤で、本数ベースで2位が8回、3位が2回、金額ベースでも2位が5回ありますが、2010年頃以降は以前ほどの強さはなくなってきているようです。
本数ベースではゴールドブラカットが強く、2位が6回、3位が4回です。E線の定番ナンバーワンの地位は盤石と言えるでしょう。
金額ベースで上位争いをしているのは、前出のインフェルド赤以外ではオリーブ(1位2回、2位5回、3位3回)、オイドクサ(1位1回、2位1回)、オブリガート(1位1回、3位9回)、エヴァ・ピラッツィ(2位1回、3位4回)で、ピラストロ社の銘柄が強いです。